CGデザイナーとして活躍するならポートフォリオは超重要！

ポートフォリオの重要性

CGデザイナーに転職をしたい人、フリーランスのCGデザイナーとして取引先を見つけたいときに非常に重要になるのが「ポートフォリオ」の存在です。ちなみにポートフォリオとは自分の作品を集めた作品集のようなもので、仕事を得るための書類選考や売り込みの時に必要になります。クライアントがたくさんのCGデザイナーの中からどの人を雇うか、どの人と仕事をしたいかを決めるときにいちいち一人一人に会って話を聞くことは時間の都合上できません。
まずはポートフォリオを送り、クライアントが作品を気に入った場合に初めて直接会って話をすることができます。就職活動の場合は書類選考代わりに利用される場合があります。フリーランスの場合は特にですが、CGデザイナーに求められるのは容姿や社交性よりもCGデザインのスキルそのものです。そしてその実力を証明する唯一ともいえる存在がポートフォリオなのです。

量より質が求められる

「よし！張り切って作品をたくさん作ろう」そう思ってとにかく数多く作ることばかりに気を取られていたら意味がありません。ポートフォリオに求められるのは量よりも質だからです。極端に言うと100の平凡な作品よりも1つの秀逸な作品が掲載されているポートフォリオを提出した方が書類審査を通りやすくなります。他の企業に勤めながら休日を生かして作品作りをされている方は、このことを忘れずに、焦らないでよい作品作りを丁寧に作ることを心がけてください。時間がある方は張り切って、見る人の心に残るような作品を生み出していきましょう。

ポートフォリオは自分自身

ポートフォリオは自分の作品をまとめた作品集のものであると先述しましたが、単なる作品集ではいけません。ポートフォリオを見た人が、これを作った人がどんな人かが伝わるようなものでなくてはなりません。ポートフォリオはいわば自分自身です。高いスキルを持っていること、新しい技術を身に着けようという向上心があること、細かい作業も厭わないで完成させる忍耐力と技術力があることなどがポートフォリオからは透けて見えます。
見る人が見たら「この人はCGデザイナーとして真剣に取り組んでいる」ということはポートフォリオからでも十分にわかります。例えば自己紹介のページやレイアウトやデザイン、目次にいたる細かい部分を見ても、このポートフォリオを作った人と組んだ時にどんな仕事ぶりをするのかなどを推測されてしまいます。
どうせ作るなら「このポートフォリオを作った人と一度会ってみたい」「ぜひ一緒に仕事をしてみたい」見た人にそう思わせるようなポートフォリオを作成しましょう。「量より質の作品作りが基本」だということを忘れないようにしましょう。