3DCGデザイナーはPhotoshopを使い倒します！

Photoshopを使いこなそう

CGデザイナーの仕事に3DCG制作の仕事があります。企業に勤めながら3DCGデザインをする人ならば会社のPCに、そしてフリーランスで3DCGデザイナーとして活躍されている人のPCにも必ずと言っていいほど内蔵されているソフトがアドビ製のソフト「Photoshop」です。現在3DCGの制作にはPhotoshopの画像編集機能が切っても切れない関係になってきています。
本来PhotoshopはDTP用のソフト、つまり雑誌や広告など紙面を飾るデザインの編集やイラストの作成などに利用されていて、現在でも多くの雑誌関係の仕事をしているデザイナーやイラストレーターが使用しています。3DCG制作でのPhotoshopの役割はCGの主にテクスチャ制作の段階で用いられます。テクスチャとはキャラクターなどの表面の質感などを表現するためのものです。3Dモデルをいかにリアルに仕上げるかはテクスチャの出来不出来によりますので、非常に重要です。

テクスチャを制作しよう

他の3DCGデザイナーがモデリングしたものをテクスチャ制作する担当のCGデザイナーは重要な立場にあります。監督やディレクターの意見を聞いたり、自分の好みを反映したテクスチャを作成することにより、同じ3Dモデルでもまったく違ったものが出来上がります。例えばより写実的なものにこだわった場合は、実際の写真を表面に張り付けることでだいぶリアルな質感を持った3DCGを作り上げることができるでしょう。
しかしその3DCGが存在する空間がファンシーだったりアニメの世界だったりする場合には、写真をそのままテクスチャ素材として使ったら違和感が出てくるでしょう。この場合は自分で、一から「それらしく見えるような」テクスチャを作り上げていく必要があります。ぴったりの質感を作るためにもPhotoshopの機能は必要になります。Photoshopを使えば大変に時間がかかるテクスチャ制作作業も効率的に行うことができ短時間で制作することが可能になるのです。

フォトグラフィプランがおすすめ

Photoshopを現在所有していない人は購入する必要があります。最新版のPhotoshopはこれまでとは違いダウンロード販売、そして月額制に変更されました。最新版を使い続けることがいつでもできる一方で、使用し続けていると毎月お金を払う必要があります。Photoshopは値段が高く購入するのが大変だという人も多かったので、毎月少しのお金を払うだけで使えるならそちらの方が嬉しいという人もいます。
このAdobe Creative Cloud フォトプランは12か月分や24ヶ月分など需要に合ったプランを選ぶことが可能です。ちなみにLightroomはちょっとした補正に使える便利なソフトです。これからPhotoshopを究めようというCGデザイナーを目指す方は、まずは最新型を購入するのが安心だと思います。